2016年09月17日

南八ヶ岳南部の山々を縦走

山名  :八が岳 南八南部縦走
日程  :2016/9/17-18
参加者:達雄、陽子、優里  (計3名)

9/16深夜に自宅を出発し早朝に舟山十字路に着くと仮眠する間も惜しんで出発。 大型台風が近づいて明日は大荒れ、当初はキレット小屋にテント泊の予定でしたが、3000mでは風速20mを超える暴風雨の予報で、一気に安全地帯の青年小屋まで行こうという作戦です。
登山口でスマホの登山地図をチェックしていると、GPS信号を受信しません。 私は気になってスマホを点検しながら歩き、陽子はキノコ狩りのおじさんと話をしながら歩き、気が付くと広河原橋。尾根沿いの登山道で橋があるはずがありません。 登山開始すぐの道標を見逃して道間違いをしていました。 大慌てで戻りましたが一時間近いロスをしてしまいました。(その後、最後まで私のスマホはGPSを受信できませんでした)
赤岳に12時までに着かなければ引く返すという目標を立てて、御小屋尾根を登りました。

コースタイムを大幅短縮して御小屋山に到着、まだまだ元気いっぱいです。
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 前回このルートを下った際はザレ場の崩れやすい登山道に苦労しましたが、登りは意外と歩きやすく、コースタイム6時間40分のところを5時間20分、何とか12時前に赤岳に到着しまし権現岳縦走決定。スマホで雨雲の様子を見ると雨が降るのは朝の予報より遅れ18時ごろ、雨が降り始める前に何とかテント場に着きそうです。

権現岳まであと少し、黄色の服は優里、後方の赤い服が陽子です。
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悪天予報のためか、連休にも拘らず赤岳山頂も空いていました。
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さあ、キレット超えルートで権現岳に向かいます。 前回は厳冬期の雪の中を歩いたため雪のないときの状態は初めてでしたが、赤岳からの下りはガレ場で歩きにくい。 権現からの逆コースの方がおすすめです。

行く手には下部が宙に浮いた恐ろし気な梯子が見えます。
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こんなガレ場を下から登ってくる登山者に注意しながら下ります。途中三組位とすれ違いました。
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キレット小屋は発電機もないためひっそりと静か、二組がテントを張っていました。 ここでテントを張れれば楽しいのでしょうが、先を急がないといけません。 だいぶ強くなった風を気にしながら前に進みます。この辺りから足が疲れてきて2時間40分のコースタイム短縮が難しくなりました。 長い梯子を超え、旭岳、そして権現岳に到着しました。

61段ある梯子を登ります。 高さはありますが、角度は比較的緩いので安心。
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ようやく着いた権現岳山頂、強い風に雨のにおいを感じ、ゆっくりはできません。
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権現岳から青年小屋まではコースタイム1時間10分ですが、いよいよ足が動きません。この間は前回は雪に埋まっていたせいか印象がないのですが、意外に岩場、クサリ場が多く雪が少ないとアイゼン歩行に苦労しそうでした。

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ようやく青年小屋に着きましたが、まだのんびりはできません。 水汲みやテント設営、そして夕食準備。 食事を終えた頃にぽつぽつと雨が降り始めました。 何とかセーフでした。 

平らで絶好の青年小屋のテント場でテント設営、後ろで放心状態の優里。可愛いテントでしょ。2人用のテントに三人、家族でないとできない離れ業で軽量化です。
20160917-yatsu06t.jpg

その後雨足は強くなり、テントをたたきつける雨音が一晩中続きました。 昼まで強い雨が続きそうな天気予報に観念して合羽を着て準備をしているとなんと雨が小降りに。 小屋に荷物をデポして、当初登山予定の編笠山にも登りました。 編笠山は下半分は大きな石の上を歩きます。子供だと連続ボルダリングで大変でしょう。思わず子供たちが小さいころに家族で行き敗退した甲斐駒ヶ岳の仙水峠を思い出しました。

編笠山目指して大きな石の上を歩く。
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前回山行では見向きもしなかった編笠山、今回も悪天に諦めていたのですが。
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青年小屋近くの冷たくておいしい「乙女の水」を飲む我が家の乙女。
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青年小屋から西岳方面は自然豊かな樹林帯を歩くルートで再び降り始めた強い雨でも安心です。きれいな苔やたくさんのキノコの写真を撮りながら進みました。 
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今日のポイントは信玄の隠岩から舟山十字路に戻るルート。 案の定、道がわかりにくく僅かな踏み跡をたどり歩くことになりました。 途中何度も陽子のスマホで位置確認しながら前進。 途中から赤テープが出てきたところを見ると、入り始めが間違っていたなと考えていましたが、下山後に調べると信玄の隠岩の標識に従わず、まっすぐ進むとわかりやすい道があるようです。

林道に出る手前は踏み跡もはっきりしていますが、それでも里山程度のこんな感じです。
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林道に出て降り続く雨で水量が増えた沢を何度か横切りながら進むと林道が二股に、一方は立場側キャンプ場、一方はハイキング道、わかりにくいですが、ハイキング道を進み舟山十字路にゴール。長い二日間が終わりました。

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9/17 舟山十字路(5:45)-(6:15)広河原橋-登山口(6:30)-(7:40)御小屋山-(10:15)阿弥陀岳-(11:37)キレット分岐-(11:55)赤岳-キレット分岐(12:35)-(13:35)キレット小屋-(15:14)権現岳-(16:30)青年小屋
9/18 青年小屋(7:30)-(7:48)編笠山-青年小屋(8:12)-(9:06)西岳-(10:29)信玄の隠岩分岐-(11:13)林道車止め-(11:35)舟山十字路

当初のキレット小屋でテント伯の予定を一気に青年小屋まで行ったのは正解でした。 テント泊のフル装備での長時間行動でしたが、何とか歩きぬくことができました。
posted by 岩と雪 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 八ヶ岳
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