2018年06月22日

東北放浪登山旅・飯豊連峰縦走

山域:山形県 飯豊連峰
日程:2018/6/22〜25
参加者:達雄

東北放浪登山旅第二弾は飯豊連峰縦走です。

今回の飯豊山登山は少し欲張りな計画です。
東北一の大雪渓 石転沢を登りたい。そして、飯豊山だけでなく最高峰の大日岳から北部のえぶりさし岳までの主稜線も歩きたい。 ということで、石転沢から稜線に上がった後、南方面を往復、北方面を往復と通常の飯豊山縦走を上回る距離を歩くことになりました。通常の縦走ではコースタイム27時間程度の所、37時間かけての縦走です。

コースは、天狗平〜石転沢〜梅花皮(かいらぎ)小屋〜梅花皮岳〜烏帽子岳〜天狗岳〜御西小屋〜大日岳〜御西小屋〜飯豊山〜御西小屋〜天狗岳〜烏帽子岳〜北股山〜梅花皮岳〜北股岳〜門内岳〜地神岳〜頼母木山(たもぎやま)〜頼母木小屋〜大石山〜鉾立峰〜エブリサシ岳〜鉾立山〜大石山〜頼母木小屋〜頼母木山〜丸森尾根〜天狗平

22日は弥彦山を登った後、車移動して飯豊温泉登山口にある天狗平ヒュッテに入りました。
天狗平ヒュッテはシュラフ持参で1500円で宿泊、快適な夜を過ごすことができました。
小屋の管理人は夏場以外は利用連絡があると地元から来てもらえるようで、今夜は私以外に一パーティで申し訳ないような。
管理人の方は定年退職後に働いている地元山岳会の方で、石転沢のことなど山の情報も教えていただきました。
23日は早朝から東北一の大雪渓 石転沢を登りました。 見上げると先行パーティが点のように見えました。管理人さんがこの沢は北アルプスの雪渓と異なりルートが刻々と変わるため目印等もないと話されていましたが、登山者も少なく、雪の表面が柔らかいせいかトレースが見つかりません。自分で落石の状態を見ながら、シュルントが無いかなどを確認しながらルートファインディングをして登りました。

登るにつれ石転沢の傾斜が強くなり、ストックからピッケルに持ち替えです。
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石転沢を登り切り梅花皮山荘前に。 はるか後方にこれから向かう大日岳が見えます。
この小屋泊の計画でしたが、10時過ぎについてしまったため、南に向かって一気に御西小屋まで縦走しました。他の登山者を見ているとほとんどの方は沢を登ったと、近くの尾根から下山する日帰りのようです。縦走は私の他に四人パーティ(御西小屋の管理人さん一行でした)だけの様でした。

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縦走路横にこんな落し物がありました。 まだ新しそうなのが二か所。
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尾根のこちら側に道があるのですが、雪で埋まっています。 このような状態が多数、夏道が分断され雪上の踏み跡も不明瞭なため要注意でした。 御西小屋までの間に出会ったのは、東京から来たという単独男性一人。互いに寂しい気持ちもあってかしばらく雑談。 明日登ろうとしている大日岳は山頂直下に急な残雪があり12本爪アイゼンがなかったので断念したことや、小屋の水場が残雪で埋まって使えないことなど、情報収集できました。

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今夜の宿、御西岳避難小屋です。この小屋を管理協力費2000円で利用できるのは非常にありがたいですね。
小屋についてくつろいでいると管理人一行が到着しました。他のパーティはいなかったので私は一人で二階を使いました。
先ほどの登山者情報通り水場が使えないようです。 管理人の方は融雪していました。 私は烏帽子岳手前で雪渓から流れ出る雪解け水を入手しておいたので問題なし、他の登山者との情報共有、大事ですね。
管理人の方とお話をしたところ、要所要所にある避難小屋を管理する組織があり、各小屋はその小屋がある町や村が山岳会に管理委託しているようです。この御西小屋は小国町の領域で地元の小国山岳会が管理しているとの事でした。
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24日は御西岳小屋をベースに大日岳を往復後、飯豊山も往復し北に向かって一気に頼母木小屋まで歩きました。
大日岳直下は昨日の登山者情報通り急な雪斜面で念のためにピッケル、アイゼンを使用しました。


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飯豊山はピッケル、アイゼン不要でなだらかな登山道を歩くのみ。 本山にも行きたかったのですが、エブリサシ岳は気が遠くなるくらい遥かかなたに見えます。 先を急ぐため断念し記念撮影をして引き返しました。

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御西岳小屋に戻って小休止の後北に向かって延々と歩きました。初日に宿泊予定だった梅花皮山荘横で、念のため水を補給しました。 全部で三リットルの水でぐっと重くなった荷物を担いでさらに歩いて頼母木小屋に到着。
この小屋ではふんだんに水が使えました。担いできた水は無駄になりましたがやむ無しです。
先客が一名のみで、翌日の天気のことなどを話しながら静かな夜を過ごせました。

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夜は大荒れだったようですが、翌25日は少し落ち着いたので、不要な荷物を小屋にデポして、200名山の一つエブリサシ岳を往復して、丸森尾根を下山することにしました。 もう一人の宿泊者が出発した後しばらくして私も出発。
夜間に降っていた雨は止んだのですが、風が強く足を取られよろける場所もあり、視界も悪いため慎重に歩きました。前日、はるか遠くに見えたエブリサシですが、意外に早くついてしまいました。 帰り道に単独男性とすれ違いましたので、今日の登山者は三名でしょうか。

丸森尾根に向かって南下中、はるか後方に先ほど行ったエブリサシ岳が見えます。
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丸森尾根は三か所ほど残雪の上を歩きました。アイゼンは付けませんでしたが、凍ってキックステップが食い込まない場所もありました。 登山道は急傾斜や崩れたところも多く、三日目の疲れた足にこたえました。

6/23 天狗平ヒュッテ(5:34)-(10:06)梅花皮小屋(10:38)-(13:56)御西小屋
6/24 御西小屋(4:45)-(5:45)大日岳(5:54)-(6:47)御西小屋(6:58)-(7:45)飯豊山(7:54)-(8:41)御西小屋(9:13)-(11:52)梅花皮小屋(11:57)-(15:00)頼母木小屋
6/25 頼母木小屋(5:24)-(6:35)えぶり差岳(6:56)-(8:08)頼母木小屋(8:53)-(12:09)飯豊山荘

3日間の合計
累積標高  4,450m
活動距離  50.8km

飯豊山で出会った花たち
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posted by 岩と雪 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北
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